ただの日記とおかんメシ

日常の出来事、料理の記録、思いついたこと

スポンサードリンク

慢性蕁麻疹もちがステロイドのリバウンドでえらい目にあった話

私は慢性じんましんをもっています。

発症は今から15年ほど前。

近所の皮膚科で飲み薬をもらっていました。

ただの蕁麻疹で数日たてば治るだろうと思っていたのですが

一向によくならない。薬が切れるとすぐに出てくる。

徐々に薬の効きが悪くなり薬の種類も増えたり代えたり。

そこで飲んでいた薬で一番長く飲んでいたのがセレスタミン

ポララミンという抗ヒスタミン剤とリンデロンというステロイドの合剤です。

当時、それがステロイドだという説明も一切なく

いくつか出されている薬の中でもよく効くなぁという感じで

2年に渡り長期服用をしていました。

体質改善の注射と言われて2年間毎週皮下注射に通いましたが

よくなる気配もありませんでした。

 

ステロイドが悪いというわけではなく

とてもよく効く薬です。飲み薬だけでなく塗り薬、点鼻、点眼、吸入など

様々な形で使われています。

この薬があることで助かる人はたくさんいます。

ただ、よく効くだけにそれだけの副作用もあるため

使用には十分注意が必要な薬だと、

今は認識しています。

今回、私が知識がないこと、説明がなかったことにより

不適切な使用で私は酷いことになったという話で

決してステロイド剤を使用することを否定する話ではありません。

 

2年間の長期服用の後、遠いところへ引っ越しました。

引っ越しの片付けでばたばたしているうちに

手もちの薬が切れてしまって、酷い蕁麻疹が出てきました。

慌てて近所の皮膚科を探して行きました。

そこで初めて飲んでいる薬がステロイドであること、

長期服用はよくないことを聞きました。

そうなのか!と気づいたのはよいのですが

そのお医者さんでは止めなくてはいけないと言われ

ステロイドを出してはくれませんでした。

これがまずかった。

ステロイドは徐々に量を減らしていかないと

リバウンドを起こしてしまうそうなのです。

 

長期服用、それも日に3回とかなりの量のステロイドを飲んでいたため

ものすごいリバウンドがやってきました。

全身のあらゆるところ、体表面の半分以上が蕁麻疹といった状態に。

激しいかゆみで眠るのにも一苦労。

掻きちぎって朝にはいつも血まみれです。

背中は人工芝のプレートを買ってきて裸でその上に寝ていました。

体をずらすことで背中全体を掻くためです。

特に手のひら、足の裏の皮の分厚いところに出た蕁麻疹は

手でばりばり掻いてもちっとも気持ちよくありません。

ケルトンブラシでガリガリやっていました。

皮がめくれてもなおかゆいので止めることができません。

そのうち蕁麻疹の出ているところが赤色ではなく紫色になってきました。

体幹と脚が半分以上紫色になっていたため、職場でも目立ったのでしょう。

ある方に声をかけられ蕁麻疹であるというと

(蕁麻疹と言わなきゃ見た目でなんだかわからないような状態でした。)

その方も同じく慢性蕁麻疹で苦しんできてやっと巡り合ったというお医者さんを

私に紹介してくださいました。

 

紹介して下さった医院へ早速行きました。

「こりゃ、今まで見た蕁麻疹の中でも最強やなぁ・・・」

と言われる始末。

とりあえず症状を抑えない事には生活も仕事もままならないので

西洋薬を結構な量と、徐々に薬を減らして行くために漢方薬

処方されました。そこは漢方の専門医だったのです。

と言っても西洋薬を否定されるようなお医者様ではなく

両方のいいところを使いながらというやり方のようです。

もしも、首の回りにたくさん蕁麻疹が出たらすぐにこれを飲みなさいと

強いステロイドの飲み薬を少し出してくれました。

蕁麻疹は体表だけでなく内臓にも出るそうで

酷くなったら気管に出て狭くなり窒息して死ぬ場合もあるそうです。

そうなった時のための命綱としてのステロイドでした。

 

結構な量の西洋薬と漢方薬もかなりの数。

しばらくは薬だけでおなか一杯になりそうなほどの薬を飲んでいました。

西洋薬も、普通の人の一日分の量ではすぐに切れてしまうので

ちょこちょこと飲み足して一日に6倍量飲むことも。

(もちろん主治医はそんな量を指示して出してはいませんが

 切れたらすぐに薬をもらいに行くのでわかっていたと思います。

 一種類だとそんなに量出してもらえないので何種類かもらっていました。)

こうしないとかゆくてかゆくて掻きっぱなしで手があかず

仕事にならなかったのです。

今よくあるような眠気があまり出ない薬ではなかったので

強烈な眠気とも戦わなくてはなりませんでした。

 

医院へ通う度に体の状態や季節に合わせて漢方薬を処方してくれます。

数か月で徐々に、薬で蕁麻疹が抑えられるようになってきました。

それまでは大量の薬でかゆみをごまかす程度で蕁麻疹は出っぱなしでした。

そこから徐々に西洋薬が減薬できるように。

通い始めて1年で一日量の薬でほぼ蕁麻疹を出さずに済むようになりました。

 

それまでは酷くなり続ける症状と増え続ける薬で、

もうどこまでいくのだろうと不安でいっぱいでしたが

やっと抜け出すことが出来ました。

慢性蕁麻疹は原因特定することが難しく

治る人もいれば治らない人もいるとか。

はっきり完治する方法がないそうです。

それから再度の引っ越しにより私を救って下さった

漢方医の先生のところには通えなくなってしまいましたが

その後、妊娠出産。

妊娠中は胎盤からステロイドのようなものが

分泌されるとかでほぼ服薬なしですごすことが出来ました。

人によっては妊娠中に花粉症がひどくなったりするそうですが

私の蕁麻疹は大丈夫だったようです。

出産後しばらくしてから再発し授乳のために極力薬は我慢していたのですが

授乳が終わって以前飲んでいた薬を飲んだ時、感動しましたわ。

全くかゆみのない状態ってこんなに天国だなんて!

 

ずいぶんよくなりましたが今でも私は完治はしていません。

その時の状態にもよりますがだいたい3日に一度出た時に薬を飲むくらいです。

調子の悪い時は一週間続けて飲むこともありますが

自分の状態に合わせて自分で薬を調整しています。

(医師の許可の元でやっています。)

酷くなった時だけ、あの恐怖の体験をしたセレスタミンも飲んでいます。

ただし時々、頓服として飲むだけ。

部分的にちょっとだけの時はステロイドの塗り薬を使用。

過去の経験を踏まえて上手にステロイドと付き合うようにしています。

 

ここ一年くらいひざの裏だけがひどくかゆく

蕁麻疹だろうな~とずっと思っていたのですが、

5月に心臓病を患った時に待合で見た案内に

下肢静脈瘤でかゆみが出るとありました。

もしかして?と思い、入院していた間に調べてもらったら

やっぱり下肢静脈瘤が原因だったようです。

もう掻きちぎって真っ黒になっています。

11月に下肢静脈瘤の手術が決まり、

うまくいけばこのかゆみともさようなら出来そうです。

この静脈瘤のかゆみから解放されればたぶん蕁麻疹の薬も

もっと減薬できそうです。

 

ステロイドのリバウンドを起こして以来、

処方される薬は必ず自分で調べるようになりました。

子供に処方される薬も同じく一通り調べます。

薬はどんなものでも副作用はつきもの。

中には重篤なケースもあります。

しかし、もし薬が全くない状態では小さい頃から

どちらかと言うと体が弱かった私はおそらく今生きていないでしょう。

もし薬に疑問があれば主治医に尋ねるか、

納得がいかなければ病院を代えればいいのです。

 

とりあえず俺と踊ろう: ステロイドを飲む人や家族には是非とも知っておいて欲しい大切なこと

 

 

 

今日、Twitterで知ったこの方のブログを読んで、

私は多い時でプレドニゾロン換算で7.5mg程度だったので

あまり当てはまりませんが、いろんな副作用があるものなんですね。

これは全く知りませんでした。

病気によっては危機を救うために

一時期に集中して高用量のステロイドを投与する必要もあると思います。

私もステロイド点滴を何度か受けたことはあります。

(心臓カテーテルで治療した後もしたような記憶が・・)

薬をただ怖がって避けるだけではよくなるものもよくなりません。

 

ステロイド、リバウンド」で検索するとこのようなサイトを見つけました。


ドクター牧瀬のアトピー性皮膚炎完治療法ガイド|危険なアンチ・ステロイド療法

 サプリうんぬんはよくわかりませんが、

ステロイドの危険については本当にこのとおりだと思います。

私が体験したとおり安易にやめるとひどいことになりますし、

うまく付き合えばステロイドは本当に有用な薬です。

副作用も含め、納得した上で信用できる医師の指示に従い

上手に付き合っていければと思っています。

スポンサードリンク

 

スポンサードリンク